
例えば”四分の一 竹雀兜飾りセット”であれば、台座の上で、屏風を背に、弓、大刀を両側に立て、そして中央に収納箱を据え、その上に兜を飾ります。
これだけのしつらえですが、このシンプルな構成の中に、作家による個性の違いが出ていることは、何人かの代表的な作家の作品をご覧になればなんとなく感じることが出来ると思います。
鎧飾りに比べ、兜飾りには作家の個性、美意識が如実に反映されるような気がします。
その意味で兜飾りにカチッとした構成の美を感じるのは加藤一冑氏です。
加藤一冑氏は単に単体の兜飾りを作っているというよりは、一つの形式、スタイルを作っているように感じます。甲冑師というより、芸術家の仕事をされていると思います。
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