京都の一水、粟田口そして武久が甲冑創りの世界で別格の扱いとなっていることは、作品を見れば納得です。どの作も本物という言葉が相応しい見事な出来栄えです。

重厚な存在感を見せつける的確な技、と同時にどこか豪華絢爛な雰囲気を漂わすのが平安武久の作り出す鎧兜飾りの世界です。

京都・智恵光院通りにある平安武久の仕事場の前に立つと、あたりには心なしか緊迫感が漂って来るようです。甲冑創り一筋の心意気、「気」というんですか、現在の三代目武久と二代目は血の繋がった親子です。一代のみならず二代に渡り甲冑創りという、戦国時代から連綿と続く伝統を受け継いでいるわけです。

平安武久

そもそも甲冑を創る行為とは、「男気」の美を象徴させ、それを確かな形にする作業でなくてなんでしょうか。戦国時代においてさえ鎧兜は機能的な道具ではありませんでした。しかし、単なる飾りでもありませんでした。

するとどうしても甲冑創りは、単に伝統工芸として技術だけを伝承してできるものではないということになろうかと思います。

一水、粟田口、武久の作品が別格としての扱いを受けるゆえんは、工房からも漂ってくる「気」の部分ではないかと思います。その反映がご覧頂いている「作品」に結実していることを感じていただけるならば幸いです。


Yahoo!ショッピング ”平安武久”検索結果


粟田口清信

思わず見惚れる構成の美しさです。兜を通して一つの世界が作られている感じです。細部をよく見るとその凝ったディテールが実に素晴らしい。

京都甲冑界の重鎮に相応しい作品だと思います。

構成の美しさとそれを支える確かな技術・・・・・

これこそプロの仕事であり、永遠不滅の世界です。だからこそ一生の宝になり得るのです。

残念ながら言葉でお伝えすることが出来ません。

見てのままです。

素晴らしい、美しい、それしか言えません。


Yahoo!ショッピング ”粟田口清信”検索結果

伊達兜の造形をひとことで言い表せば、強くかっこうがいいということでしょう。弧月の前立てにはえもいわれぬかっこうのよさを感じます。

伊達政宗公をモチーフにした鎧兜飾りが他の将軍を数で圧倒しているのもうなずけます。それだけに選択肢が豊富で迷ってしまうかもしれません。数が多いだけに個性も豊かです。伊達兜の造形そのものが一つの強烈な個性ですが、それをさらに引き出そうとしている意欲的な作品がいくつもあります。

作品の中には、伊達政宗公の遺品を忠実に模造したものもあります。ちなみに、実物が展示されている仙台市博物館の館長などを歴任され、去年96歳で逝去された伊達篤郎さんは、伊達政宗公の後裔でした。

このように直系の血を引く子孫が続いていることに、伊達政宗公の”強運”を感じます。伊達兜が五月人形として好まれるのは、単に造形的なかっこうのよさばかりでなく、伊達の殿様からイメージされる子孫繁栄の願いが込められているからなのかも知れません。

Yahoo!ショッピング 伊達政宗での検索結果 五月人形だけでなく、いろいろなものが見つかります


加藤一冑

例えば”四分の一 竹雀兜飾りセット”であれば、台座の上で、屏風を背に、弓、大刀を両側に立て、そして中央に収納箱を据え、その上に兜を飾ります。

これだけのしつらえですが、このシンプルな構成の中に、作家による個性の違いが出ていることは、何人かの代表的な作家の作品をご覧になればなんとなく感じることが出来ると思います。

鎧飾りに比べ、兜飾りには作家の個性、美意識が如実に反映されるような気がします。
その意味で兜飾りにカチッとした構成の美を感じるのは加藤一冑氏です。

加藤一冑氏は単に単体の兜飾りを作っているというよりは、一つの形式、スタイルを作っているように感じます。甲冑師というより、芸術家の仕事をされていると思います。


Yahoo!ショッピング 加藤一冑での検索結果


特価:1,638,000円(税込)

武田 信玄当世具足


【飾った時のサイズ】
高さ約165cm/幅約70cm/奥行約60cm